2024年8月11日放送の『元気の時間』では、誤嚥を防ぐための発声エクササイズが紹介されました。解説してくれたのは、歯学博士の中川量晴先生です。
誤嚥改善の発声エクササイズ
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誤嚥改善の発声エクササイズの効果の理由
誤嚥とは、本来気管に入るはずのない食べ物や飲み物が、誤って気管に入ってしまう状態を指します。
これにより、むせるなどの症状が引き起こされることがあります。
特に、加齢や病気によって飲み込む力が衰えると、この誤嚥が頻繁に起こりやすくなり、重篤な誤嚥性肺炎につながるリスクも高まります。
誤嚥を防ぐために重要なのが、飲み込みに関わる筋肉の強化であり特に舌や喉の筋肉がしっかりと機能することで、食べ物や飲み物が誤って気管に入りにくくなります。
この発声エクササイズは、声帯や喉の筋肉を鍛えることで、誤嚥を防ぐ効果が期待できるのです。
誤嚥改善の発声エクササイズのやり方
1)まずはリラックスした状態で、姿勢を正します。
背筋を伸ばして肩の力を抜き、リラックスした状態を作ります。良い姿勢は、発声しやすさに大きく影響します。
2)次に、お経を唱えるようにゆっくりと五十音を発声します。
無理のないスピードで、息を一息にまとめて発声することがポイントです。すべての五十音を言う必要はなく、自分にとって無理のない範囲で行いましょう。
3)このエクササイズを1セット3回、朝昼夜に行います。
毎日続けることで、喉や声帯の筋肉が徐々に強化され、誤嚥を防ぐ力が向上します。続けるうちに、発声時間が少しずつ長くなっていくのが理想です。
この簡単なエクササイズを日々の習慣に取り入れることで、飲み込む力が維持され、誤嚥リスクの軽減が期待できます。
まとめ
誤嚥改善に効果的な発声エクササイズについて解説しました。加齢や病気による飲み込み力の低下は避けられませんが、日々のエクササイズでその影響を軽減することができます。
健康な飲み込み力を保つためにも、ぜひこのエクササイズを毎日の習慣に取り入れてみてください。それでは、ありがとうございました!
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