2024年7月14日放送の「ゲンキの時間」で胃腸バテについて紹介されました!
胃腸バテ
胃腸バテの主な原因は自律神経の乱れ
胃腸バテの主な原因は、自律神経の乱れです。
自律神経は、私たちの意識とは関係なく体の機能を調整する神経で、胃腸の働きもその一部です。
特に、胃酸の分泌や胃のぜん動運動は自律神経の働きによってコントロールされています。
夏は、寒暖差やストレスによって自律神経が乱れやすく、これが胃腸バテを引き起こします。
自律神経が乱れると、胃の消化能力が低下し、食欲不振や胃もたれ、下痢などの症状が現れることがあります。
これらの症状が続くと、さらに免疫力が低下し、感染症のリスクも高まるため、早めの対策が重要です。
寒暖差が胃腸バテを引き起こす理由
夏の胃腸バテの原因の一つに、室内外の寒暖差があります。
寒暖差が5〜7℃以上になると、自律神経が体温を一定に保とうと過剰に働き始め、結果として体に大きな負担がかかります。
例えば、冷房の効いた室内と暑い屋外を頻繁に行き来することで、自律神経は休む暇がなく、消耗しやすくなります。
その結果、胃腸の働きが低下し、消化不良や食欲不振、さらに下痢や便秘といった不調が現れることがあります。
こうした影響を防ぐためには、冷房の設定温度を調整し、寒暖差をできるだけ小さくする工夫が求められます。
胃腸バテによる吐き気とその対策
胃腸バテが進行すると、吐き気を感じることがあります。
この吐き気は、胃腸の消化機能が低下し、胃内容物がスムーズに消化されないことが原因です。
特に、食べた後すぐに横になると、胃酸が逆流しやすくなり、吐き気が増すことがあり症状を防ぐためには、食後は最低でも2時間は横にならず、体を起こしていることが大切です。
また、冷たい飲み物やアイスクリームなどを控え、胃腸に負担をかけないようにすることも効果的です。もし吐き気が続く場合は、専門医の診断を受けることをお勧めします。
おすすめは腹巻を巻くことです。
腹巻をまくことでおへそ周囲のを温めることが出来ます。
そうすることで体の要のとなる臓器を温めることが出来るので血流がよくなり深部の体温を上げることが出来るので結果的に胃腸バテ対策に効果的と言われています。
胃腸バテに効果的な食事・食べ物は?
胃腸バテを予防・改善するためには、食事内容の見直しが必要です。
夏は冷たい物を摂りがちですが、これが胃腸に負担をかけ、消化不良を引き起こします。
そのため、温かい食べ物や飲み物を中心に摂取することが大切で消化に良い食材を選ぶことも重要です。
例えば、豆腐や白身魚、野菜スープなどは消化が良く、胃に優しい食事となります。
さらに、一度に大量の食事を摂るのではなく、少量を頻繁に摂ることで、胃腸への負担を減らすことができます。
食後には、温かいお茶やスープを飲むことで、胃を温め、消化酵素の働きを助けることもおすすめです。
保護食品としては以下のものも適度に取ることが有効です。
ピュアルイボスティー
ピュアルイボスティーは胃腸にやさしいノンカフェインのハーブティー、ピュアルイボスはクセがなくて飲みやすく、ホットでいただくのがおすすめです。
カフェインが含まれていないため、胃に負担をかけず、健康維持の成分が豊富に含まれており香りもよいので毎日の飲み物として習慣化しやすいのが特徴です。
胃腸バテ改善におすすめのレシピ
胃腸バテを改善するためには、胃に優しいレシピを取り入れることが効果的です。
例えば、夏場でも温かいスープやおかゆは、胃腸に負担をかけず、消化吸収を助ける料理です。
特に、おかゆには消化しやすい炭水化物が含まれており、体力を維持しながら胃を休めることができ豆腐や白身魚を使った料理は、低脂肪で高たんぱく質なため、胃腸に優しく、栄養バランスも良好です。
さらに、しょうがやネギなどの体を温める食材を取り入れることで、消化機能を高め、自律神経の調整にも役立ちます。
これらのレシピを日常的に取り入れることで、胃腸バテの予防・改善が期待できます。
猫背が引き起こす胃腸バテとその予防法
猫背は、意外にも胃腸バテの原因となる姿勢です。
食事中に猫背になると、胃が圧迫され、消化不良や胃もたれを引き起こすことがあります。
これは、胃にかかる圧力が増し、食べ物が食道に逆流しやすくなるため食後も猫背の状態が続くと、胃の働きが妨げられ、胃酸の逆流や胃の不快感が増す可能性があります。
このような問題を防ぐためには、食事中や食後に背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つことが重要です。
また、食事中に脚を組むと胃がさらに圧迫されるため、脚を組まないように注意しましょう。
猫背を改善するためには、日常的なストレッチや筋力トレーニングも効果的です。
胃腸バテを防ぐための生活習慣改善のポイント
胃腸バテを予防するためには、生活習慣の見直しが欠かせません。
まず、エアコンの効いた室内で長時間過ごすことを避け、適度な温度設定を心がけましょう。
さらに、室内外の寒暖差を少なくするために、外出時には軽い羽織物を持参することも効果的です。
また、シャワーで済ませがちな夏場でも、しっかり湯船に浸かることで深部体温を上げ、自律神経を整えることができます。
特に、38℃程度のぬるま湯で10分ほどリラックスすることで、体のリズムが整いやすくなります。
さらに、適度な運動や規則正しい睡眠を心がけることで、胃腸の働きをサポートし、胃腸バテのリスクを減少させることができます。
これらの生活習慣を実践することで、夏の胃腸バテを効果的に予防できるでしょう。
まとめ
暑い夏にこそ注意が必要な胃腸バテ。
寒暖差や冷えからくる自律神経の乱れが、胃の不調を引き起こしやすくなります。
胃腸にやさしいハーブティーや乳酸菌を含むヨーグルトを取り入れて、自律神経を整え、胃の健康を保ちましょう。
夏の胃腸ケアをしっかり行い、元気な毎日を過ごしてください。
こちらもおすすめです。
ゲンキの時間で飲水学【熱中症対策と正しい水分補給と夜中トイレ回数が減る水分摂取法】について紹介
ゲンキの時間【尿路結石・尿管結石を予防する食事法】荒川孝先生が伝授
元気の時間で紹介!誤嚥改善に効果的な発声エクササイズを中川量晴先生が解説